自発的に何かに取り組めんだりすることが苦手な子どもが増えているようです。実はそれは、周りの大人たちが原因かもしれません・・。
大人たちが原因かも・・
今の子供たちは、自分で考えて何かをすることが苦手。もちろんしっかり考える子たちもいますが、苦手な子が多くなっているそうです。
私も7歳の息子がいますので、「自分で考える子」に育ってほしいと考えています。
特に初めての子どもだったりすると、ついつい干渉し過ぎてしまっていませんか?
「それはダメ!」「〇〇しなさい」など、いろいろと指示をしたり、待てずに口をだしたりしちゃってませんか。
私もできるだけ気を付けるようにしてますが、まだまだできていない時があります。
この大人の物差しや大人の思いで、子どもたちを枠の中に閉じ込めてしまって、指示されないと動けないようになっているのではないでしょうか。
「問いかける」ことを意識する
こんな光景見たことないですか?
スーパーで買い物しているときに、鬼の形相をしたお母さんに、ヒステリックな声で「あんた何してんの?『バチンッ』(叩かれた音)早くこっち来なさい!」と頭ごなしに怒られている子ども。何か子どもが言っていても、お母さんは無視。。。
もしかしたら何か理由があったのかもしれないですし、たまたまやってしまったかもしれないのに、子どもの意見は聞かない。大人の勝手な考えで、決めつけて怒ってしまっている。かわいそうです・・。
ちょっと極端な例を挙げましたが、上のような子どもは、「どうせ言ってもしょうがない。」「言われたことだけやっておけばいいか。」と考えるようになってしまうでしょう。
上記のようなことは反面教師にして、なにかする時やなにかやってしまった時には、常に子供に「問いかける」ようにしています。
たとえば、臨時休校になったとき、学校の宿題もすぐに終わったので、「この休み中、何をしようか?」と息子に聞いて、本屋で何か探すことになりました。
ちなみに、我が家では、本だけは好きなだけ買ってあげるようにしています。もちろん図書館も利用しているのですが、今は休館中なので・・。
本屋では、息子に選んでもらいます。「なんでそれがいいの?」と気に入ったところを必ず聞きます。私や妻も、良さそうなドリルを選んで、息子に見てもらいます。「こんなところ良さそうやけど、どう思う?」とちょっとしたプレゼンです。最終的には、息子が気に入ったものを購入することになります。
「うんこ計算ドリル かけざん」はまだ早いかなと思いましたが、本人がやってみたいということだったので、買ってみました。相当楽しんでやっていたので、思っていた以上にスムーズに終えました。
[参考記事] 臨時休校。子供たちは家でどう過ごしている?小学1年の息子の場合
毎日やることも「問いかける」ようにしています。ある程度、やることは決めていますが、ドリルなど、どこまでやるのかなどは聞くようにしています。
最近だと、「始業式まで〇日なので、毎日△ページやったら間に合うよ。日曜日とか休みにしたいんやったら、もうちょっとやっておかなあかんけど、どうする?」と聞くと、「う~ん、もうちょっとやってみる!」と。「OK!まず、ここまでやってみて、まだできそうやったら、やってみようか?」「うん、まずやってみる!」。
スムーズに進んで、息子もノリノリで調子に乗って、思ってた以上にできました。(すぐ調子に乗るのは、私に似てます・・(笑))
まずは、「問いかける」
ついつい先回りして指導してしまったり、答えを言ってしまったりしそうになりますが、ぐっと堪えて、子どもに考えさせてあげませんか。
私たちが思っている以上に、子どもたちも自分なりに考えていて、もしかしたら、私たちでは思いつかないことを、考えだすかもしれません。
まずは、「問いかける」ことをしてみませんか?
《編集後記》
図書館が3月に続き4月も休館になったので、
結局2カ月半くらい借りてることになります。