保険で貯蓄してるって聞くけど、どうなんだろう?保険でする必要があるのか?見ていきましょう。
そもそも保険とは?
将来起こるかもしれないリスクに対して、みんなで助け合う仕組みのこと。
みんなで助け合う「相互扶助(そうごふじょ)」という考えで成り立っています。
「もしも」のことが起きてしまった時に、自分の資産だけではどうにも出来ないことを、みんなで出し合ったお金で助けてもらう。
「万人はひとりのために、ひとりは万人のために」というのが保険の基本です。
ちなみに、生命保険を日本に初めて紹介したのは、福沢諭吉さんなんです。
「一人の災難を大勢で分かち、わずかの金を捨てて大難を逃れる制度」と紹介しています。
このような助け合う制度を基本としてる保険で、貯蓄できるのか?
そもそも保険には、「掛け捨て」タイプと「貯蓄」タイプがあります。
「貯蓄」タイプには、「終身保険」「養老保険」「変額保険」「個人年金保険」「学資保険」などがあります。
保険で貯蓄というと、上記の種類で考えていくことになるのですが・・。
貯蓄できるモノは何がある?
みなさんに考えていただきたいのが、「もしも」のことがあった時の防衛策の中の一番の候補は、おそらく「保険」になるのではないでしょうか。
ただ、「貯蓄」を目的とした方法として一番の候補は、「保険」なのでしょうか?
「貯蓄」できる方法をあげると、以下のようなモノがあります。
・貯金(銀行など、タンスなど)
・保険(貯蓄タイプなど)
・投資(株、投資信託、iDeCo、NISA、不動産など)
・財形貯蓄・・など
「貯蓄」と考えると、やり方はいろいろあるので、「保険」だけで考えると、後で後悔することになるかもしれません。
僕も、昔に加入した保険は貯蓄タイプですので、「保険」での貯蓄を否定しているわけではありません。
今の状況なら、「保険」での貯蓄は選ばなかったかもしれません。
時代が変われば、国の制度なども増え、方法や考え方も変わってきます。
たとえば、保障としては掛け捨ての「保険」で、貯蓄としては「つみたてNISA」で、など。
まとめ
低金利がずっと続いていることや、昔にはなかった国の税制優遇制度(iDeCoやNISAなど)がありますので、貯蓄方法もいろいろなやり方がでてきています。
「より増やしていきたい」のか、「あまり増えなくていいので減らないのがいい」のか、など。
「保険」で貯蓄しようと思った時には、必ず他の方法と比較して考えるようにしてみてください。
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《編集後記》
今日は家の周りの草むしりをしていたのですが、
落ち葉をかき集めていると、バッタとテントウムシを
見つけました。まだ完全に春ではないので、おそらく
寒さをしのぐために、落ち葉の中にいたんだと思います。
ちょっとかわいそうなことをしてしまいました・・・。