コロナの影響がいつまで続くかわからない今、ちょっとでも家計のダイエットをしておきませんか。今回は生命保険編です。

新型コロナがどこまで続くのかわからない今、少しでも家計の支出を抑えておきたいところです。

今回は、生命保険について、見直せるところがないか、見ていきましょう。

ライフプランを見直す

新型コロナの影響で、働き方などに大きな変化がでてきています。

ライフプランを一度作ってから、期間が経っている方、ライフプランを作ったことがない方、この機会に、今の状況を踏まえて、ライフプランの見直し、または、新しく作成してみてください。

このライフプランを元に、

  • 保険に加入し過ぎていないか
  • 今までと違う保障が必要ではないか
  • 保障が足りているか
  • 固定費を下げるために、保険料を見直さなければならないのか

を検討してみましょう。

加入し直した方が安くなるかも

生命保険料は加入時の年齢が上がれば高くなる

生命保険は、基本的に、年齢が高くなるほど、加入する時の保険料が高くなります。

それは、年齢が上がるほど、病気やケガで入院したり死亡するなどのリスクが高くなるためです。

ただ、2年前の2018年4月に大きな変更があったため、以前よりも安くなる現象が起きています。

「標準生命表」の改定

生命保険会社は、「標準生命表」の数値をもとに各保険商品の保険料を決定しています。

「標準生命表」とは、年齢や性別ごとに「死亡率」と「平均余命」を算出した統計表のことで、2018年4月に、11年ぶりに新しい「標準生命表」の数値をもとに保険料が計算しなおされたのです。

このことにより、何が起きるのかというと・・・。

寿命が延びたので・・

11年前と比べると、平均余命が長くなって、死亡のリスクが減っていることにより、保険料が安くなりました。

これは、あくまでも死亡時の保障がある保険で、かつ、保証期間も決まっているタイプで起きています。

たとえば、30歳から65歳までの期間、万が一のことがあった時に、遺されたご家族が保険金を受け取れるタイプとします。平均余命が延びたことによって、この期間に亡くなる方の人数が少なくなることにより、保険会社も保険金を支払うことが減るので、保険料が下がることになります。

これは収入保障保険など掛け捨ての保険の場合が多いので、無駄に掛け捨てを増やさないように気をつけてください。

上記のことから、終身保証されるタイプだと、平均余命が延びたとしても、必ず死亡時に支払われることになるため、死亡保障でも終身保険は、以前と保険料は変わりません。

ちなみに、病気やケガで入院・手術をした時に保証がある医療保険などは、平均余命が延びたことによって、保障される期間も延びるため、入院等のリスクも上がってしまうので、保険料も上がることになります。

まとめ

見直すことが決定した場合の注意点として、新しく加入する保険の保障が開始するまでは、絶対に今持っている保険を解約しないことです。

なぜなら、今お持ちの保険に加入した時よりも年齢が上がっていますので、新しく加入する時の健康状態の告知で、加入できないことも考えられるからです。

まずは、加入している生命保険のチェックをしてみましょう。

  • ライフプランを見直す、または新しく作る
  • 保険に加入し過ぎていないか
  • 今までと違う保障が必要ではないか
  • 保障が足りているか
  • 固定費を下げるために、保険料を見直さなければならないのか
  • 保険料が安くなるものがあるか

 

 

《編集後記》
今日は息子と半袖で草むしり。春はどこに?
外はいい天気なのですが、Stay Homeです。。。